共通テスト2023に挑戦してみました!

一発目は英語リーディング

最近英語を勉強している生徒が多いので、僕も久々に英語を勉強することに。
その取っ掛かりとして英語をチョイスしました!

結果は98点!
惜しくも満点ならず。でも上々の出来。良しとしよう。

では振り返りをしていきます。

まず、共通テスト英語リーディングは制限時間80分間で大問は6つ。
6つといっても中で細分化されているので、感覚的には15題ぐらい解いた感覚です(笑)
しかも全部読解系の問題なので結構疲れます。

何度途中でタイマーを止めてコーヒーを淹れにいこうと思ったことか。

英文は比較的読みやすかったです。
・単語レベル
・構文レベル
・内容の抽象度
どれを取っても「フツー」です。
実際に問題はチラシやパンフレット、ちょっとした雑誌の記事レベルでの出題なので、日本語のチラシ・パンフレット・雑誌の記事とかと同様に日常レベルの文章です。

文章レベルで言えば関関同立以上の私立や、国公立大学の2次試験の英文の方が圧倒的に高いです。

ただ、文章量がめちゃくちゃ多いので読むスピードがかなり必要です。

・設問を先に読み、設問に関与しそうな部分以外は軽く読み飛ばす

みたいなテクニックを使うのも良いのかもしれません。

僕はこういう「解くテクニック」みたいなのは極力使わないタイプなので、普通に書かれている順番で一生懸命読んで一生懸命解くという素直すぎるプレイングで勝負しました。
特に大問ごとの目安時間も定めず
「ま、なんとかなるでしょ♪」
って感じで。泰然自若。威風堂々。
その結果、最後の問題で時間カツカツになって焦ることに。

受験生は

・各大問への時間配分の戦略を立てる
(出題傾向がまだ安定しないので、決めすぎ・こだわりすぎはNG)
・平易な英文をめちゃくちゃ速く読む訓練

(英文法・構文を勉強して「正しく読む」ができる前提の話です)

は必須です。
とは言っても奇をてらった方法は必要なく、音読・シャドーイング・ディクテーションとか、王道の勉強法で良いと思います。

場合によっては上にも書いたように

・読解時間を短縮するための「解くテクニック」の練習

も視野に入れましょう。
ただ、こういうテクニックって簡単に紹介されている割には実は高度で繊細なことをしていて、僕みたいに愚直に問題と向き合いたい人とかは逆に正答率を落としてしまうことにもなりかねません。断じて魔法の杖ではないので、安易に手を出すのは控えましょう。

付け焼刃のテクニックで無理矢理間に合わせるぐらいなら、配点の低い序盤の問題を捨てる覚悟で最後に回してしまって、結果的に何問か解ききれなくてもOKみたいな方針のほうが得点は安定するでしょう。

とにかく処理速度ゴリ推しの試験って感じで、これはTOEICと同じですね。

ひとつ注意して欲しいのは、処理速度を上げたいからといって「英文 速読」みたいな検索で出てくる速読法をイキナリ鵜呑みにしてやらないこと。
英語構文・英文解釈みたいな勉強をちゃんとやって、感覚的に呼んでも文構造を正しく反映させられるようになりましょう。

ゆっくりやってできないことが、速くできる道理はない。

これは学習の鉄則です。

まぁ詳しい分析や学習法の紹介は大手塾さんや有名講師の方がいくらでも発信してくれると思うので、そちらを参考にして下さい。
塾ではあくまで生徒一人ひとりに合わせた戦略と学習法を一緒に模索するので、対策したい人は授業で相談して下さいね!

さて、次は数学でも解いてみようか。