この夏に正式導入したNOCCですが、神戸・宝塚教室ともに多くの方に好評いただいております!
受検された方からは
「自分の学習傾向に納得がいった。勉強のやり方を工夫する材料になる」
「子供の意外な一面を知れてよかった。接し方を考えるきっかけになる」

といった声を頂いています。
NOCCって何?という方はこちらをご覧ください

これらの声からもわかる通り、NOCCを受けられた方の受験理由としては主に

・認知特性を把握し、学習に活かすため
・性格特性を把握し、子どもとの接し方を考えるため

この2つのようです。
もちろんこの2つはとても大切なのですが、NOCCにはもう1つ、受検するメリットがあります。

それは
・認知特性、性格特性を把握することでキャリア形成に活かせる
ということです。

実はNOCC導入前に僕の知り合いの社会人に何人かNOCCを実験的に受けてもらっていて、
「改めて自分のことを客観視できて、仕事や勉強のスタイルを考える参考になる」
という評価を頂いています。
(なのでNOCCは大人の方にもオススメです!)

自分の特性を把握することで向いている仕事を判断する材料になったり、働き方を考える指標になったりします。
生徒たちも就活をする段階になれば色々な適性検査を受けたり、自己分析をしたりすることになるのですが、もっと前段階から自分の認知・性格特性を把握しておくことには大きなメリットがあります。

今回はNOCC×キャリアというテーマで、早い段階から知っておいて得するキャリアについての情報をお届けします。
普段は受験やテストのことに意識が向いてしまい、キャリアなんでもっとずっと先の話だろうと感じられるかもしれませんが、最後まで読んで頂ければ早い段階から知っておく必要性を感じて頂けると思います。

生徒の皆さんは自分のキャリアについて、保護者の方はお子さんのキャリア、そしてご自身のお仕事について考えるきっかけにして下さい!

ポイント1 ミスマッチは気にしない

キャリアを考える時、ほとんどの人は
「自分に向いている仕事は何か?」
ということを考えます。

もちろん向き不向きも大切なんですが、実は2019年にリクルートが発表した研究によると
仕事内容とのミスマッチがあっても、それ自体では離職率や内定率にあまり影響はない
ということがわかっています。

さらに、一般的に言われている「向き・不向き」や「適性」といったものは、あくまで
今現在、その職業に対して必要とされている資質
でしかありません。

これだけ変化の激しい社会になると一つの職業でも業務内容は簡単に変わるし、むしろ働き方やストロングポイントで周囲と差別化することが求められたりします。

例えば僕の「塾講師」という仕事ひとつ取ってみても、15年前と今を比較すると要求される能力は全く異なります。

だから向き・不向きはあくまで参考程度にして、もっと別の観点からキャリア形成の準備をする必要があります。

ポイント2 頭の使い方を鍛えよう

ではどんな観点でキャリア形成の準備をするのが良いでしょう?

1つは「頭の使い方」です。

前述したリクルートの研究では、認知能力が高い人はどんな職業であってもある程度適応できるそうです。
認知能力が高いというのは、つまり頭の使い方が上手いということ。

これは単純な学力とは別の話です。
例えば、やみくもに学習時間を増やしたり、丸暗記的な学習を反復しまくって点数を上げるというプロセスでは頭の使い方は上手くなりません。

そうではなく
・なぜ覚えられないのか考える
・なぜ理解できないのか考える
・なぜミスをしてしまったのか考える

こういった自己分析的な努力の仕方によって少しずつ自分の頭に合わせた学習法を身につけていくことで頭の使い方は上手くなります。
そしてそれが、仕事の場面でも苦手をカバーし、得意を強調するような働き方を発見していくことに転化されるわけです。

ポイント3 性格特性をコントロールする

先ほどミスマッチそれ自体ではあまり影響はないと書きました。
ただし、ミスマッチと特定の性格特性が重なるとちょっと話が変わります。

例えば
「我が強い」とか「繊細」といった性格特性を持つ人がミスマッチな仕事に就いた時には上司からの評価を得にくかったり
「活動意欲が高い」「感情の起伏が激しい」という性格特性を持つ人がミスマッチな仕事に就いた時は離職率が高まったりします。

反対に
「謙虚」「責任感が強い」という特性がある人はミスマッチがあっても評価が下がりにくかったりします。

これは何となく理解できますよね?
我が強い・繊細という人はやはり上司からすると扱いにくいでしょうし、活動意欲が高い人が進みたい方向性が会社と合わなければ他に活動場所を移そうとするのは必然です。

ここで大切なのは
まず、自分の性格特性を把握しておく
ということです。

性格特性に良い・悪いはありません。
あくまで個性です。
ただ、その個性が良い効果を生み出す場面もあるし、悪い効果を生み出す場面もあります。

それを把握した上で自分の性格特性をコントロールする練習をしてもいいですし、それはそれと受け入れて自分の性格特性が有利に働くような職業を探しても良いでしょう。

<自分を知るという準備>

僕は自分が組織に向かない人間だと自覚していたので就職という道は選びませんでしたが、以前にお仕事でご一緒した元大手企業の人事部の方には

「西富先生が面接に来たら冒険枠で採用するか検討しますね。ハマればすごい成果を出すと思いますけど、合わなければ組織にとって単なる危険分子です(笑)もし自分に冒険枠の採用権が与えられていなかったら、普通に不採用になると思います。」
と言われました(笑)
「なるほど人事の方はそんなふうに分析するのか」
と非常に勉強になったのを覚えています。

「冒険枠」が褒めてるのかディスってるのかはいまだに不明ですが、やはり企業はパーソナリティ(性格特性)をよく見て採用・不採用を決めていることがよくわかります。

大学生の就活であればSPIと呼ばれる適性検査(またはそれに類するもの)を受けるのが一般的です。調査によると87.6%の企業が何らかの適性検査を実施しているそうです。
(ちなみにSPIもリクルートが開発した検査です)

これらをいざ就職の段になって初めて検査してみても、検査結果を知って自分をアレンジするほどの時間的余裕はありません。
例えばどうしても就きたい職業があるけど、適性として自分は向いていないということになってしまえばその時点で相当不利です。

だからまずは早めに知っておくことが大事です。

中学生ぐらいであれば、まだまだ何か特別に変えなければいけないことはないでしょう。
高校生ぐらいなら、自分が何となくイメージしている職業に対してのマッチングを意識してみたり、明らかに働く時に不利に働きそうな特性に対しては工夫を講じてみるなどしてもいいと思います。

知っているからこそ、備えられる。

ちなみにSPIとNOCCでは検査指標の名前が少し違いますが、性格特性に関してはどちらもBIG5という考え方をベースにしているので互いに対照することができます。

スマホで簡易的に検査できる上に、それなりに精度の高いデータが得られますので結構お得です!
興味のある方は是非受検をご検討下さい!
(大人の方でも検査できますので、保護者の方がご自身のキャリア形成に受けられるのもオススメです!)