勉強のPDCAとは?
「PDCA」とは、Plan(計画)・ Do(実行)・ Check(評価) ・Act(改善) の頭文字を取ったもので、
Plan(計画):模試やテストに向けての計画を立てる
Do(実行):計画に従って学習する
Chech(評価):テスト結果などを受けて学習を評価・分析する
Act(改善):計画や学習法の改善点を見つけ、修正する
というサイクルを繰り返すことで学習計画や学習の質を高めていく手法のことです。
成績が上がる生徒は感覚的にできていることも多いですが、当会では講師の指導や様々なツールを用いることで勉強のPDCAサイクルを自分で回せるようになることを目指します。
PDCAサイクルは元々ビジネスで業務改善のために用いられていた手法で、このノウハウは受験だけでなく、社会に出てからも重要です。
以下、各ステップにおけるポイントと当会オリジナルツールの使用例をご紹介します。
Plan-計画
計画段階は学習計画を立てるのが目的ですが、いきなり計画を立て始めても上手くいきません。
目標を明確にし、それを分析することで上手が学習計画が立てられるようになります。
まず目標として試験で取りたい点数を明確にします。
次に
・試験ではどんな単元が出題されるのか?
・それぞれについて今の自分の実力はどれくらいか?
を書き出します。
分析した結果をもとに、自分が学習すべき内容をリストアップします。
最後にそれらをスケジュールに落とし込みます。
講師はそのサポートをするために
・過去問についての情報を伝える
・生徒の学力についての見解を伝える
・学習メニューのアドバイス
・スケジューリングのアドバイス
などを行います。
これらを通して生徒は自分で理解し、納得したメニューを組むことができ、進捗状況も自分で把握できるようになります。
Do-実行
実行フェーズはただ一生懸命に勉強すれば良いというものではありません。
勉強の質を高めるためには、勉強中どこに意識の焦点を当てているかがポイントになります。
ただ無心で英単語を書き続けるだけの人と、発音や語源などを気にしながら単語を書く人では学習効果に大きな違いが出ます。
当会は生徒の学習をアタマの中まで分析し、勉強している時の意識までアドバイス、さらに心理学の知識なども交えて「なぜその勉強の方が効果が高いのか」の学習メカニズムまで解説する、徹底的に研究を重ねた学習法の指導に定評があります。
学習のプロが直接生徒の学習を観察・分析する個別指導は他になく、当会の自慢のひとつです。
Check-評価
伸びる生徒は自分自身のことを正しく評価できています。
単に点数が高かったから得意、低かったから苦手という判断方法ではありません。
自分がどんな勉強をして、どういう結果になったのか?
上手くいったところはどこで、上手くいかなかったところはどこなのか?
模試や成績表など、他人の評価に振り回されることなく、自分軸を持って勉強の状態を評価できていることが重要です。
当会ではテストの分析から普段の学習の記録まで、色々なアプローチで自分を評価・分析する方法を鍛えます。
Act-改善
評価・分析を受けて次への改善点を考えます。
理に適った学習は必ず効果を発揮しますが、学習し始めの段階ではまだ点数に結びつかないこともあります。
ただ点数だけを見て良し悪しを判断するのではなく、生徒自身の感覚・感触をヒアリングし、それを学習理論に照らし合わせて検討することで改善すべき学習法を見つけることができます。
当会は理論と感覚のどちらも大事にしながらフルオーダーメイドで最適な学習法を一緒に見つけていきます。