

当会では、勉強がうまくいかない原因を、学習習慣や考え方、情報処理の特性など、さまざまな角度から丁寧に観察・分析します。表面的な成績や解けなかった問題だけに注目するのではなく、その背景にある力に目を向けることで、本当に必要な支援ができると考えています。

参考書の選び方やノートの取り方にとどまらず、当会の学習法指導は“学びのわざ”に迫ります。できる人がどこに注目し、何を考え、どう処理しているのか――目に見えない思考の流れを丁寧に言語化し、生徒に伝えます。学力を支えるのは、見えないところで働いている学習技術です。

生徒がつまずいている原因をその場で見極め、必要に応じてティーチング(知識の補充)かコーチング(思考の誘導)かを選びます。どちらの場合でも重視するのは「ただ解決する」ことではなく、詰まりを取り除いて、自力で思考が流れ出すようにすること。一問の解決から、学び全体を活性化させます。

生徒一人ひとりの学力や学習スタイル、志望校との相性を踏まえて、参考書や問題集を一緒に選びます。実物での試用も可能です。また「なぜその教材が適切か」「各教材の正しい使い方」も指南。教材の意図を理解し、自分に合った使い方をすることが、実力を伸ばす大切な一歩です。

入塾時にカリキュラムを固定しても、その通りに進む生徒はほとんどいません。当会では、あえてすべてを決め込みません。長期のビジョンを持ちながらも、授業ごとに短期のプランを生徒と調整し、状況の変化にしなやかに対応します。受験は予想通りにいかないからこそ、柔軟で全体最適なプランニングが力を発揮します。

進路指導では、目先の合格だけでなく、その先のキャリアや人生観も含めてじっくり話します。ビジネスやキャリアについての雑談も交えながら、将来のイメージを形成します。志望理由の言語化や推薦対策にも対応。なぜこの大学を目指すのか」「何を学びたいのか」といった本質的な問いに向き合います。
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